摩周湖越しの白い山

 健さん、頻発される緊急地震警報がほとんど空振りであることからわかるように、少なくとも現在の科学水準で
 
は、実用的な地震予知は日本固有の幻想だと思います。原発の安全性も、儲けと効率に目を曇らされた人々が
 
流布させた神話でした。自然の人為で制御できない部分を計算に入れて文明を設計し人生を考えるために、「科
 
学」を役立てなくては。ともあれいまは、福島原発炉心メルトダウンの進行を食い止められる技術者を早急に現
 
場に集めて欲しい。東電にはその能力のある人材が欠けているようです。
 
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 無理をしてでもしばしテレビを消して、摩周湖で撮った写真に気持ちを遊ばせようと思います。強い緊張が長時
 
間続くと、人の心は壊れてしまいます。なんとか気持ちを緩める瞬間を持たなくては。
 
 半ば凍った湖の正面にある白い山は斜里岳です。手前の台形は江鳶(えんとび)山でしょうか。だとすれば標高
 
713メートルです。さらにその手前のとんがりは名前がわかりません。あまり高くはないようです。5枚目の雪山
 
は花の山・西別岳でしょうか。最後は弟子屈方面です。
 
 地球は、こんな心慰める美しい風景を見せる一方で、一気にエネルギーを爆発させて命を翻弄することもあり
 
ます。命育む母性と荒らぶる衝動を共存させている星なのですね。