能取湖のオオワシ

タムラ、アシとヨシは同じ植物みたいだね。イネ科植物は、カヤ、スゲ、ススキなど、分類と習慣的な呼び名

が入り混じってややこしいよ。あきらめて適当に使ってる。

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 12月に入ったばかりなのに、能取岬に行く途中でオオワシに出会いました。流氷はもちろん、岬にはほとんど

雪もありません。それでもオオワシはもう渡って来ていたのですね。夏の繁殖地はカムチャツカ半島やサハリン

で、オジロワシとちがって日本で夏をすごす個体はいないみたい。ロシア極東地域の開発が進んで、個体数が

減少していると、この前見たテレビ番組で言っていました。両方とも絶滅危惧種ですが、このあたりで見る回数は

オジロ10に対してオオワシ1ぐらいの印象です。羅臼根室だとちがうかもしれませんが。

 能取湖から頭を覗かせた岩に何羽か止まっているのに気づいて車を停めました。でもドアを開けただけでほと

んどが飛び立って、けっきょく撮らせてくれたのは一羽だけ。路肩の木の枝にいるのを見つけたときは、まず車内

からガラス越しに撮って、それからドアを開けて外に出ました。オオワシは一度つがいになると生涯いっしょなん

だって。でも飛び立つのは同時じゃないね。オスかメスかよくわからないけれど、すぐ逃げ出すのとしばらく留ま

って様子を見るのといます。枝の鳥は外に出たわたしに一枚撮らせてから、ゆっくり飛び立ちました。