野の花スミレは楚々として

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 正体のわからない庭の草は取らないようにしていたら、タンポポ、ぺんぺん草、スミレ、芝桜、そのほかの草が花をつけました。タンポポはウチの庭では駆除されます。だれかが、「花のうちはいいけど、すぐ綿毛を飛ばしてどんどん増えるから、」と言っていましたので。それからぺんぺん草も。こちらは、「オレは野の草だったらだれにでも優しいわけじゃない、」ってとこを見せたくて(だれに?)。
 で、残りが、あちらにポツリこちらにひとむれ、チューリップの根元だったり、通路の真ん中だったり、芝生みたいな草のあいだだったり、思い思いに場所をとっています。わたしはいまスミレに夢中。
数も多いし、伝統的な紫に加え、白、黄色、その混じりと変化もあります。何より楚々としてかつ凛としているところがたまらない。こんな感じの女の人に出会ったら、わたしはきっと一目ぼれ。ポットに園芸種のパンジーも植えてますけど、小さなやつらを見た後で見ると、「作り物」性が鼻につきます。ファッションで身を飾った人工美女かな。
 スミレタンポポレンゲソウ。昔から野の花代表三品種。レンゲソウはこの辺では見かけません。タンポポはウチでない広い場所でなら大好きですが、庭には立ち入り禁止です。スミレはやはり昔なつかし紫が落ち着きます。そう思うのはわたしだけでないようで、回覧板を持っていった玄関で鉢に植えられているのを見ました。