湿原の湖

 そらさん、鳥もクローズアップで撮ると表情に味がありますね。最後の一枚の鳥など、うまく撮れよって威張っ
 
ているみたい。湖面の鏡を見て自覚していないのかなー。もっとも水に浮いているこの鳥の姿はけっこうカッコい
 
いけど。
 
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 釧路湿原の中央部東側を通る国道391の左右に、タッコブ沼、トウロ湖、それにこのシラルトロ湖と、わりあい
 
大きな三つの湖沼が続いています。シラルトロ湖の和名は味気なく茅沼。アイヌ語名は「川の中の沼の間」という
 
意味だという説があります。これが正しいとすると、シラルトロエトロ川などいくつもの河川が入り乱れて流入し、
 
釧路川に流出する様子から付けた名なのでしょう。アイヌ地名は自然物とくらしのかかわりが感じられて、味の
 
あるものが多いような気がします。
 
 釧路湿原のなかに分け入る散策路としては、西側に温根内遊歩道と釧路市展望台裏から北斗遺跡に通じる道
 
があります。後者はすでに林が発達した丘をたどっているので、あまり湿原の雰囲気がありません。東側ではシ
 
ラルトロ湖の湖畔の森から入るコースがあるのですが、去年だったか一昨年だったか行ったときは、森の先で
 
低地に続く木道が水没して立ち入り禁止でした。温根内以外でも湿原の中を感じられるコースを歩いてみたいと
 
思うのですが、どこかにあるのかなー。