秋の雲
そらさん、ありがとうございます。勤勉とか努力とかはわたしの辞書にない言葉、ぽちぽやっていきます。
秋は空が高いというけど、ほんとに高くて深くて、見上げると吸い込まれそう。晴れていれば日に何度も空を仰
ぎます。同じ場所でも刻々と雲の形が変わって、見飽きることがありません。ただ写真に撮るのはむずかしくて。
明るくしすぎると雲の白がぼけるし、暗くすると空のブルーが黒っぽくなってしまいます。草木の緑も、なかなかち
ょうどいい明るさでは入れられません。そんな矛盾する明度の調節を、ヒトの目と脳は一瞬でやってのけるのだ
から、進化という職人はすごい仕事をしますね。
実りの秋、庭のブドウはもう何度も摘んで毎日食べていますが、まだまだ葉陰にたくさんぶら下がっています。
去年は一度にぜんぶ採っても2食分にしかならず、しかも酸っぱかったのに、今年はとても甘く熟しました。オホ
ーツク地方にまで及んだ酷暑が幸いしたのでしょうね。カボチャも同じで、今までになく大きな実がいくつも獲れ
ました。すでに本州の2箇所に送り、近所の人に分け、自分でも3個は食べました。それでも陽の当たらない室
内の棚に並べたものの他、隣の空き地を侵食した蔓にまだまだ何個もごろごろと。ご近所でもみなさんカボチャ
は豊作だったみたい。