暮れなずむ

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 午後2時ころから陽が低くなって、南西方向にのびる道路では車のスピードを落とすことになります。

フロントガラスの遮光板を下ろしてもその下から光が射して、前方がかすみますから。3時を少し過ぎる

と森陰では気温が低くなって、その2,30分後に低地では太陽が丘際に沈み、薄闇が忍び寄ります。高

台ではまだ山のシルエットに触れていない赤く丸い太陽が見られます。4時過ぎにはうねる道路の高い場

所で、欠けていく赤い塊が見えます。消え残る青空を背景に西空を漂う雲の色彩が刻々変わります。オホ

ーツク地方の11月は、2時間ほどかけてゆっくりと暮れていきます。「つるべ落としの秋の夕暮れ」と

は、どこのことなのでしょう。


 10個あまり収穫して陽の当たらない玄関に保存していたカボチャのなかから、傷むものが出てきまし

た。去年は12月末に入院するまではなんともなく、1ヵ月後に帰ってみたら半分ほどがグズグズでた。

今年は傷みはじめが早い。でも、まだへたの周りだけです。きのう2個をいっぺんにゆで、一部は煮物に

して、残りは、ミキサーでポタージュ用にしたものと切り分けた塊のままのものとを、冷凍しました。肉

厚で甘みがあって、薄味で仕上げた煮物はいくらでも食べられそうでした。いくらおいしくても、わたし

は余分な糖質がすぐ中性脂肪に変わる体質のようなので、何日かかけて少しずつ食べるようにしなくて

は。