津別峠の展望台

　まりさん、健さん、わたしの個人的な好みですが、道東・オホーツク地方においでになるとしたら、秋

は９月半ばから１０月半ば、冬は２月から３月初め、春は５月から７月半ばがお勧めです。


　あと２週間程度で、秋の花、サンゴソウ、紅葉などで道東・オホーツク地方が華やぐ時季は終りま

す。この一月ほどはなにかと撮りたいものが多く、紹介しきれないものが残ります。オジロ・オオワシ・

タンチョウ・白鳥・樹氷・流氷など、動物と氷雪の美しい冬が始まるまでの間に、滞貨一掃しなくては。

　今日の写真は９月初めに津別峠展望台から撮ったものです。ここは地元の人以外にはあまり知られてい

ないのかもしれません。屈斜路湖と阿寒湖の間に位置する標高７５４メートルの高台で、南西に阿寒の

山々、北東に屈斜路湖とその彼方の斜里岳を望むことができます。

　３枚目の山のアップは雌阿寒岳。噴煙と雲の区別があいまいです。４枚目では屈斜路湖に突き出した和

琴半島の全景が見えています。もともと湖中島だったものが土砂の堆積で辛うじて湖岸とつながりまし

た。一周４０分ほどの、起伏が多い林中散策路がもうけられている半島です。