ユリとヒマワリ

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 庭がまた賑わいはじめています。黄色いユリとヒマワリは道行く人の目も引くみたい。背景の支柱はト

マトです。ミニは少しずつ収穫しています。すぐに毎日たくさん採れるようになりますから、ジュースに

でもしましょうか。作りたての完全無添加ジュースはおいしいですよ。去年赤と黄色の2種類作ってい

て、大粒の赤は皮が固かったので、黄色だけ種を採って苗を育てました。桃太郎の実はまだ色づきませ

ん。一昨年は次から次へと食べきれないほど採れて始末に困ったのに、今年は粒が少ないような気がしま

す。同じ場所での輪作は避けてちゃんとローテーションしたんですよ。リン肥が足りないのでしょうか。

 分散して4株植えたカボチャも複数の実が止まったのは1株だけ。残りはひとつずつです。春から初夏

にかけて寒かったり陽が射さなかったりした日がいつもより多かったせいかなー。野菜つくりは天気、地

中生物、植物などとの共同作業ですから、自分だけの思うようにはなりません。

 四角く尖ったものが見えています。隣家の煙突です。最近の新築には煙突のない家もありますが、ウチ

の並びはみんな付いています。そこに筒をつなぐ室内の穴を見るたびに、薪の燃えるにおいが懐かしくな

ります。ペレットだと薪ほど燃料補給が面倒ではなく、煤もあまり出ないと何かで読みました。灯油が値

上がりしていることもあって、関心はあります。でも便利な灯油ストーブに慣れてしまっているので、な

かなか変える気になれません。なにしろ温度設定してスイッチを押せば、不要になる六月まで、何も手が

かからないのですから。屋外タンクの中身が減ればいつの間にか燃料店の車が来て補給しています。埼玉

にいたときのように、自分で給油する必要もありません。


 いま外は雨が降っています。日中30度前後になる夏らしい陽気は3日ほどしか続きませんでした。暑

がりのわたしですから歓迎したいところですが、庭の植物のことを思うと喜んでばかりはいられません。