夜明けの野の花

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 マツヨイセンノウ(待宵仙翁)とオオマツヨイグサ(大待宵草)の両方とも「待宵」がつきます。昼に

はしぼんで夕方から朝まで開いているところが共通です。夕方は早くから一杯やりはじめるので、わたし

はめったに外に出ません。この写真も早朝です。薄い闇が残るなかに浮き立つ白い花には、車を走らせな

がらでも目を引かれます。昇ったばかりの朝日に輝く月見草も、毎朝なのに見るたびにその鮮やかな色に

魅せられます。花の直径が7センチでしたから、これはもうオオマツヨイグサで間違いないでしょう。マ

ツヨイセンノウの方は、ホザキマンテンとよく似ているので、もしかしたらという思いが残ります。


 北京オリンピックの開会式はごらんになりましたか。この時ばかりは32インチ画面では物足りないと

思いました。大スクリーンで見たらすごい迫力でしょうね。現場だともっと臨場感はあるでしょうけれ

ど、上空からの映像やクローズアップはやはり画面になります。空中演技が多すぎる気がしましたが、全

体としてみごとなものです。

 でも、あの整然とした一糸乱れぬマス・パフォーマンスにはちょっと違和感がありました。何千という

人数を完全に調和させる練習で、はずしては怒鳴られる人の気持ちを想像してしまいましたから。わたし

は軍隊的な集団訓練が嫌いです。シドニーのときのように、個人の自由奔放さが見られる場面がはさまれ

ていれば、少しは息苦しさが緩んだでしょうに。やはりお国柄が出てしまうのでしょうか。


 いま震えそうな寒さを感じながら書いています。外は14度とか。8月にストーブというのもちょっ

と。熱いラーメンでも作って朝食にしましょうか。