早春の輝き 変化の障害

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 まだちらほら雪が降っていて、これから雪かきをします。体を動かした後の汗には、リンデン・ネロリ

さんのご忠告のように、気をつけないとね。もう外に出てもあまり寒くはないですから。昇りかけた陽を

受ける雪の輝きにも、前よりいっそうほころんだ柳の穂にも、春の予感が。


                変化の障害

 『未来を変える80人』の終章のなかから、わたしの考えと一致する言葉をいくつか引用して、コメン

トします。


 「結局、変化の障害になっているのは、とにかく新しいことが嫌い、今のままがいいと思っている人た

ちだ。」

「もっとよい未来の世界をつくること」と「過去のノスタルジーにこだわって生きること」は両立しな

い。

 コメント: 日本の政・財・官・法曹界の既成指導者には、「過去のノスタルジーにこだわって生きる」

人が多く、かれらは、その方向に子ども・若者を巻き込むために、教育や憲法を変えようと血道を上げて

います。そして、変化を信じられずに、振り撒かれる美化された過去の幻にすがろうとする若者も増えて

いるような。


 「仕事と家庭はどちらも大切。行動と信念を調和させ、快適な生活を送りながら、地球とその住民を守

る。この本に登場した八十人は、これらを両立させることが可能だと身をもって示してくれた。」

 「そして、もっとすごいのは、彼ら(新しい起業家たち―引用者)が自分の価値観を、日々の行動に結び

付けることに至福の喜びを見出しているということだ。」

 コメント: 人のしあわせのためにという信念に沿って生活できれば、行動の豊かさを実感できます。そ

うなると、必要以上の所有の豊かさが色あせてくるでしょう。


 解説のマクシミリアン・ルエは、この本の二人の著者について、こう言います。「彼ら(過去のモデル

に同化できない新しい世代―引用者)は、両親の経歴をなぞったり、大きく快適な車に乗って、大企業で

出世したりする道を拒む。でも一生懸命働く。特定の政党に属することは少ないものの、新しい視点で世

界を見ることに全身全霊を投じている。」

 コメント: わたしが知らなかっただけで、こういう若者が育っているのですね。でも、彼らの行動がも

っと脚光を浴びるようにならないと、変化の雪崩ははじまらないでしょう。情報メディア関与者の更なる

努力を !