韓流メロドラマの困るとこ

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 ゆみこさんが飽きないと言ってくれたので、今日も樹氷と雪の結晶(元旦のもの)です。

 やつと『フィンランド・・・・』のリライトが終わりました。今後は『日本国改造計画』の本格的な準備を

始めます。

 わたしは韓国のドラマや映画がけっこう好きでよく見てます。なんてったって絵がきれいですよね。そ

れに、平均すると日本のものよりずっと多くの人の知恵と技を集めて、シナリオも画面も丁寧に作ってる

印象です。だけどひとつ困ることがあります。

 例えばBS2でやってる『春の貝殻』。主人公の二人は、自分の気持ちや考えていることを、何でもっ

と率直に相手に打ち明けて話し合わないのでしょう。勝手に相手の気持ちを推し量って自分を制約し、そ

れでどんどんもつれるっていう展開は、見ていていらいらするんです。見るのを休んだり、中抜きしたり

しちゃう。それでも景色がきれいだから、ぜんぜん見ないというのも惜しい。

 チャングムもそうでした。お互いの気持ちが通じ合うのは最終回。それまでは相手の気持ちを勝手に想

像して行動が行き違うことで、ドラマが進行します。そういう展開が多いですよね。昔の日本のメロドラ

マ、例えば当時大ヒットした『君の名は』なんかも同じです。恋人や親や周りの人の気持ちを自己流に解

釈して、自分の気持ちを抑えて我慢するっていうのを、わたしは嫌いなんです。だから、『おしん』なん

か見る気になれませんでした。

 まっ、韓国でもだんだん、他人の悪意に気づかない幼い善良さや辛抱を強調するドラマは、少なくなる

でしょうけど。成熟していけば、あの国の情報コンテンッの競争力は、日本よりずっと強くなるかもしれ

ませんね。