妙な違いがおもしろく、ついまた撮ってしまいます。今日のは今月21日の朝です。
年末に金土市に行ったら、南蛮エビの1キロパックが880円で出ていたので、大晦日のお刺身用に買
いました。このときは、マグロなど他の刺身もありましたから、半分で3食分になりました。残りは冷凍
したままなかば忘れていました。
このエビはてんぷらにできるほど大きいものから皮を剥くのに苦労する小さなものまで、さまざまな大
きさで売られていて、大きいものほど高いようです。30年ほど前に北海道旅行に来たとき、函館でぶら
っと入ったすし屋で、南蛮エビを見て注文したらおいしく、ついつい立て続けに食べて、お勘定のときび
っくりしたことがありました。その夜の旅館代の半分ほどだったからです。地元産と言うから安いと思っ
ていたのに。それ以来高級品の印象をもっていましたので、キロ880円は安いから小物かと思ったら、
甘エビより少し大きく、楽に皮を剥けます。
おととい大晦日に食べた味を思い出して、残りの半分を解凍して料理しました。あらかじめ昆布のダシ
を鍋に用意し、まず頭を取ってこの鍋に入れます。後で沸騰させ、汁だけ保存し、明朝のお楽しみ。身に
たっぷりの緑色の卵を抱えていますので、親指の爪でこそげ取って集めたら、大匙二杯分ほどになりまし
た。残りは皮を剥いて刺身にして、卵と一緒にこの夜の酒の肴。甘エビよりもっと甘くプリプリしてい
て,20匹を食べつくしてしまいました。エビやカニはカロリーが少なく、安心してどか食いできます。
翌朝取っておいた汁に、エビ入りホッケつみれ団子を4個と白菜・ねぎを入れ、塩味でうどんを煮込み
ました。500グラムのエビの頭で一人分のだし汁ですから、ずいぶん濃厚なのですが、少しもくどくな
く穏やかな旨みでした。たっぷりのゆずの香りが生臭さを和らげています。ちなみに、冷凍のつみれも1
キロ880円でした。なかなかいけますので、息子夫婦が3月に孫の顔を見せに富山から来るようだか
ら、鍋の具にして食べさせようかな。