11月の網走湖

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 晩秋の11月、網走湖女満別湖畔は対岸の丘でカラマツが黄葉していました。こちら側は枯れ葦、枯葉、裸木。

波穏やかな湖面に白鳥やカワアイサが浮かび、岸にはヒメジョンが咲き、湖をめぐる林道は落ち葉が散り敷いて

います。


 いまコンビニから帰ったところです。図書館から借りた『ショック・ドクトリン』という本(ナオミ・クライン 岩波書店)

をコピーしてきました。時間がかかるので他のコピー客の迷惑にならないようにこんな時間を選びます。手元に

置きたい本なのですが、何しろ上下あわせると5千円になるので。後で読み直したいところだけ選んでコピーす

れば、3分の一ほどの出費ですみます。

 胸の悪くなるような拷問の話から始まります。そして、南米諸国、イラン、イギリス、南アフリカ、中国、ロシアな

どに、少数が富み多数が貧困にあえぐ現状を作り出してきた、ハイエクフリードマン、サックスなど、市場原理

主義者を告発します。彼らがCIA、世銀、IMFなどを巻き込んで、戦争、体制転換、ハイパーインフレなどで国民

がショック状態にある国に、新自由主義政策を押し付けた結果が現在の世界だというのです。国民大多数が望

まない政策を実行するのに、反対派を弾圧し拷問する必要があった、と。

 単なるデマゴーグのセンセーショナルな本とは思えません。でも、ノーベル賞経済学者のフリードマンや世界で

大もてのジェフリー・サックスを弾劾しているのですから、彼らの主張と対照しながら吟味してみるつもりです。そ

のためにコピーしてきました。