遠くの水鳥

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 濤沸湖は東西に長く、湖口のある西端に近い白鳥公園と、奥まった湖の東側にかかる平和橋あたりで

は、塩分濃度や水鳥の種類がちがうとか。この日橋から眺める遠い湖面で見かけた水鳥が今日の写真で

す。はっきりしませんが、頭髪が跳ね上がったような形からすると、カワアイサでしょうか。空を飛ぶ群

はカモの仲間かな。最後の写真はまたちがう水鳥みたいです。


               ニコ中老人にタバコ増税

 タバコ増税が検討されていると報じられています。2倍近い値上げの案もあるとか。世間には、それで

禁煙が促進されれば世のためになると、賛成の声が多いようです。

 どうしてもやりとげたいことや、果たさなければならない役割がある人なら、健康のため禁煙しようと

思うきっかけになるかもしれません。しかしわたしは、間もなく70になろうとする歳で一人ぐらしをし

ています。仕事を引退し、子育ても終わり、体力・気力の衰えが著しくなっています。いまの安らぎを犠

牲にしてなし得る大事は、もうないと思っています。

 同じニコチン中毒者でも収入や財産に余裕があれば、タバコの値段が2倍になったからといってあまり

困らないかも。しかしわたしは、公的負担控除後の国民年金の他に毎月わずかな貯蓄を取り崩して、辛う

じて1ヶ月7万円前後の支出を賄っています。増税後もタバコはやめられませんから、こんな未来が想像

できます。

 いまの支出は衣食住、医薬費、それにブログとたまに出歩くこと。倍増するタバコ代はきっと1万円を

越します。それを捻出するため、先ず衣服費はほとんどゼロにします。次は食費を削ります。貯蓄が尽き

れば、生活保護水準よりずっと少ない年金では、衣食をどんなに節約してもくらせません。けっきょく住

宅修理代・光熱費・医薬費・交通通信費を欠くことになります。雨漏りのする家に閉じこもり、着古した

衣類にくるまって、痛みをこらえ寒さに震えながらも、わたしはタバコを手放していないでしょう。   

 まあ、貯蓄より先に寿命が尽きるのが一番の幸運ということでしょうか。それならせっせと煙を吸い込

んだ方がいいですね。周りが迷惑する、ですって ? それでは人前に出ないようにしましょう。

 収入も役割もある政策立案者には、貧しい独居老人のくらしにタバコ増税がどんな意味があるかなどは

視野の外。期待をこめて投票した民主党が、政権をとるや否や、こんな素敵な未来をわたしに想像させて

くれました。