紫色の朝

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 まりさん、唇型の飾りはおもしろいですね。都会には都会の楽しみがありそう。


 健さん、知人縁者が住んでいた地域の大地震、さぞ気をもまれたことでしょうね。わたしはあの後、自

衛隊の一部を災害救助に特化して備えればいいのにと思いました。今度のハイチ地震でも日本の対応は後

手に回ったようです。えらい人たちの考え方は15年間であまり進歩していないのかなー。


 ロビンさん、ご訪問ありがとうございます。よだれの出そうなブログ、覗かせていただきました。


 チップさん、岩手だと美幌より雪が多くて、冬のくらしに苦労が多いでしょうね。それでもさがせば冬

ならでの楽しいこともあるかも。


  qqy*5*49さん、ファン登録ありがとうございます。ほんとうに太陽光の威力を実感します。特にこち

らの冬は、雪や氷を五色に輝かせ、外気-10度の日でも室内を汗ばむほどに暖めてくれるのですから。


 こちらに来てから、雪の冬はモノトーンの世界という先入観を訂正させられました。オホーツク地方の

冬は晴れ間が多いから、外に出て気をつけて見回すとさまざまな色彩に出会います。移ってきた初めのこ

ろ、冬ブログに載せる写真材料さがしに苦労したのは、裏日本でくらした子ども期の記憶による先入観

に災いされていたから。今はどれを捨てるか迷うほどです。

 夜明けの光が乏しいあいだは、色の基調が紫です。陽が山の端に姿を現すまで、木々や建物は薄墨色。

そして、光が生まれる地点から逸れた上空は紫から青に。水分の少ない空気を抜けてくる低い光は雲を茜

色に染めますが、この日は立ち込める川霞がフィルターになっていました。雪原も紫がかっています。も

うしばらくすると薄いブルーに変わり、薄紅色に輝きはじめる樹氷を引き立てることになります。