放射状の光

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 まりさん、形は低次の視覚皮質で線分やその傾きなどの構成要素に分解され、最後に記憶なども参照し

ながら高次皮質で再構成されて認知されると、脳についての本で読んだことがあります。色もそうではな

いかと、これはわたしの想像です。

 左脳がうまく働かない時期があったとか。さぞつらかったでしょう。回復して本当によかったですね。

ところで反対側でなかったのが、まわりの人には救いだったかも。分離脳で左側だけ働かせたら、形は整

っているけれど中身はトンチンカンなことを頑固に主張した、という記事を見たことがあります。


 タムラの言うゲーテのこと。わたしは文学しか読んでないけれど、彼は色彩の専門知識をもっていたと

誰か、吉本隆明だったかな、が書いていましたね。


  qqy*5*49さん、島根もいい天気ですか。本州の古い民家は冬は晴れても寒いつくりが多いですよね。

今の家は築20年を越えますが、ストーブ一個で一階の3部屋全部と台所が23度~25度に保たれま

す。同じころ建てた埼玉の家は、室内排気の暖房でもガス中毒の心配がなさそうなほど、塞いでも塞いで

も風が出入りする隙間がありました。


 昇りはじめた太陽に後ろから照らされ、立ち込めた川霞が放射状の模様をうっすら浮かび上がらせてい

ます。なにか動物的な生々しささえ感じさせる光景です。円盤が半分をこえて満ちてくれば筋は消え、光

のショーは次の展開に移ります。

 アイヌの伝承文学につきまとう神々との交流の気配は、雪と光が織りなすドラマに日常的に接するくら

しのなかで、きっと自然に湧き上がったもの。こういう光景に囲まれて、動植物と交感する営みを繰り返

していれば、個人の死は自然への融合と観じられるでしょうか。