硫黄の煙とイソツツジ

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 和名が硫黄山アイヌ語アトサヌプリ(裸の山)。いまなお噴煙を上げるこの活火山から発する湯脈

で、屈斜路湖にほど近い川湯の温泉街が成り立っています。パックツァーの観光バスはたいてい硫黄山

立ち寄りますが、季節が限定されているためか、ここのイソツツジはあまり知られていないようです。で

も、駐車場から川湯温泉に至る遊歩道周辺、硫黄山ー川湯間の車道両側に広がる白い花はみごとです。

 今年の6月は釧路湿原などいくつかの場所でこの花を見ました。場所ごとにそれぞれちがう風情があり

ます。それでも一番華やかな印象はやはりここです。9日(写真前3枚)には蕾が目立ちましたが、19

日(後3枚)にはほぼ満開の印象でした。他のツツジとはちょっとちがう雰囲気で、遠目にはむしろ石楠

花(シャクナゲ)に似ていると感じました。イソは磯ではなく、エゾのなまりだそうです。実際に、見か

けたのはすべて、海岸ではなく、草原や山地でした。


 ウチの庭ではイチゴが最盛期です。本州ではもう終わっているのでしょうね。蔓も出てきますが、見つ

けるとすぐに摘みます。イチゴさんとしては、そろそろ実も終わるから、今度は根を伸ばして子孫を残そ

うと思っているのでしょうが、こちらとしては、実を充実させるためのもうひとがんばり、を要求したい

ですから。勝手ですけど、1年かけて世話をした割には、収穫期が短いので。