枯木と噴煙
清水展望台など、屈斜路湖周辺の小高い場所では方向を確かめる格好な目印です。かつては硫黄採掘が行わ
れ、搬出のために軌道が敷かれたこともあったと、誰かから聞いたような気がします。いまは観光地として人を
歩道が特に楽しい季節です。
ハイマツは本州では2000m級の高山の、北海道では標高700mを超える山地の樹だと思っていました。でも
ここではふもとの低地に生えています。噴気孔に近いあたりは枯木だけ。濃い硫化水素に晒された結果でしょう
か。裸の幹や枝だと、ハイマツに特徴的なねじれやくねりがよくわかります。低地でも冬は風雪が厳しい地形な
のかもしれません。形のいいところ持ち帰って飾ったら、おもしろい置物になりそうですね。
ウチの庭では、ミニトマトより半月ほど遅れて、ようやくトマトの収穫期が始まりました。まだ日に4、5個というと
ころですが、そのうちに10個、15個になって、ソースづくりに気ぜわしくなるでしょう。