釧路川カヌー下り

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 小雨降るなか、雨具を着けての川下りです。塘路湖から支流を経て、釧路川を細岡まで、9キロ。これ

まで4回の釧路川カヌー体験がありますが、そのうち3回がこの中流コースです。屈斜路湖からの源流域

が一回で、下流はまだ。

 初めてのときは静寂の深さに感嘆し、丹頂の親仔にも会いました。前回は秋で台風が去って増水してい

た日です。操縦者兼ガイドのお兄さんは、こんなことはめったにないと話していました。ところが今度は

3日続きの雨で、さらに水位が高く、目線がほとんど林床と同じです。おしゃべりな客が一人乗り合わせ

て、静寂に浸ることはできなかったものの、視界が伸びるので、遠くで遊ぶ一羽の丹頂と、駆ける鹿の群

を何度か、見ることができました。

 この日のガイドが言うには、何度もカヌーで下っていても、なかなか丹頂は目にできないのだそうで

す。数パーセントの確率になるとか。わたしは3回のうち2回見ています。そして、川で会えなかった一

回も、車で船着場に戻る途中に路傍で観察できました。今年冬、国際ツルセンターの餌場で、たくさん見

ています。でもやはり、湿原のなかで遊ぶ姿が一番自然で、魅力があります。鹿も知床では道に出て車の

通行を妨害していましたが、湿原の林のなかで見るほどの風情はありません。

 せっかく動物に会えたのに、写真がなくて残念。揺れる船上での望遠だったため、ピントが甘く、腹が

立って削除してしまいました。これでもう一度、カヌー屋に大枚払うはめになりそうです。