家々のさまざまなダリア

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 逍遥軒虚空童子さん、40年前ですか。知床観光船が岬を回って羅臼港に入っていた頃ですね。根室

今ではほとんど見られない大きなタラバがとても安くて、驚いた記憶があります。当時は海沿いに泊まる

ことが多く、美幌は通過するだけでした。いまと同じような田園風景が広がっていましたか。


 思い返すとわたしはずいぶん住まいを変えています。新潟県で5回、東京でも5回、千葉に1回、そし

て埼玉でも5回です。そのうちで、子どものころ父が赴任した山村の官舎と埼玉で最後に住んだ自宅に

は、庭がありました。青年期・壮年期は土から遠い生活でしたから、名を知る花の種類が増えることもあ

りませんでした。

 埼玉で街を歩いたとき、庭で花を育てている家はあまり見ませんでした。ところが美幌では、雪のない

季節であれば、ほとんどとの家の庭にも花があります。きのうカメラを下げて近所をぶらつきました。名

を知らぬ花が多いなかで、ダリアを見ると何か懐かしい気がして、シャッターを切りました。今朝になっ

て、子どものころ何度か自分で育てたことがあると思い出しました。

 家々で色も形もさまざまなダリアが咲いています。もともとは江戸時代にオランダ人がもたらしたもの

だとか。園芸品種として改良が重ねられてきたのでしょうね。なんとなく牡丹を思わせるところがありま

すので、天竺牡丹という和名も納得できます。