利賀村のタニウツギ

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 五月末に富山県利賀村に行ったとき、途中でも村でも道路わきの薮や林の縁で、いまは盛りと色彩を振

り撒いていたのが、この花です。東北海道の山地で見かける木の花は、山桜以外ほとんどが白なので、こ

とさら目を惹かれました。道南から本州に限られていて、オホーツク地方では育たないようです。

 
 こちらではここ数日間よく晴れた暑い日になりました。本州では梅雨の曇天が多いのでしょうか。昨日

は知床にいたのでまだ風はさわやかでしたが、帰ってデータ放送を見たら、美幌の最高気温は31.9度

でした。例年6月末には、7・8月の盛夏より暑く感じる日があります。霧多布湿原から釧路湿原を回っ

て、一晩家を明けた日には、帰ったらサンルームの苗たちがからからに干上がって枯れていました。今年

は異常に低い気温の日が続き、庭のカボチャが小さいままで花だけ咲かせていましたが、ようやく遅い夏

が来たたようです。

 地元テレビのニュースでは、北見市は夕方の雹で地面が白くなり、タマネギの表皮がやられて街に異臭

が漂ったそうです。わたしたちの車も、美幌に近づいたころに雨に濡れたので、庭の植物たちも喜んでい

るものと思っていました。ところが、家に着いて庭を見たら乾いたままです。どうやらすぐ近くの美幌川

あたりを境に、向こうは夕立があり、こちらは晴れたままだったようです。オホーツク地方は夏になって

も、局地的に天気が多様です。これからしばらくは落雷と竜巻に警戒が必要です。