帯のような流氷

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 きのうは晴れていながらカスミがかかったような薄日で、オホーツクブルーの空は広がりませんでし

た。流氷にさようならを言いに出かけた能取岬でも、知床はまったく見えません。岸辺には結氷が残り、

その先、灰色がかった海面に、氷の破片が浮いていました。水平線近くには白い流氷が帯のように長く伸

びています。

 夕方の速報で確かめると、能取岬以北は海が開き、網走港から知床北岸までは南下した氷塊で覆われて

いました。能取岬沖に長四角の流氷帯があり、ほぼ同じ幅の海水に隔てられたさらに先は氷原です。写真

の帯は長方形の流氷帯でしょう。4枚目にうっすらと写っているのがその先の氷原でしょうか。


 駐車場近くまで戻ると、パトカーが見えてきました。わたしの車の周辺に2台いて、5,6人の警官が

集まっています。何事かと不審に思いながらさらに近づくと、隣に停まった車の窓ガラスが割れていまし

た。中年女性が「13万円です、財布に4万円、他は祝儀袋です、ポチ袋もありました」と、警官に話す声

が聞こえました。去年わたしが車上狙いにやられた場所です。わたしは窓を割られたわけではなく、金銭

的な実害はほとんどありませんでしたが、この人はたいへんな災難です。ここを縄張りにしている常習犯

がいるのかも。外から見える座席にはカバンを置かず、貴重品は身につけて外に出ないといけませんね。

大好きな場所が汚されたようでいやな気分です。