花開ていたアズマイチゲ

 そらさん、引っ越した裏の人にもらったエゾムラサキツツジが一株、ウチの庭にもあります。でもまだ花は開い
 
ていません。例年ご近所より少し遅れ気味ですが、特に今年は地面が現れると間もなく咲くビオラさえ一つ二つ
 
だけ。雪解けは早かったのに、家々にはさまれた庭の地温がなかなか上がらないみたい。今朝の気温も1度未
 
満だったようです。でも森の木陰では順調に黄色、白、紫と色彩が増えてきています。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
 常呂遺跡の森では花弁が閉じていたアズマイチゲ。呼人の森ではきれいに開いて迎えてくれました。ポツリポ
 
ツリは去年も見たけれど、遊歩道がめぐる呼人半島高台全域に、猛々しい熊笹と競って広がっている光景は初
 
めてです。去年は少し時期が遅かったのかな。今年はフクジュソウとナニワズの黄色、アズマイチゲの白、エゾ
 
エンゴサクの青紫がそろっていました。林床が一番彩り豊かな時季だったようです。もう少しするとエゾヤマザク
 
ラと木々の若葉が。
 
 暦でいつからいつまでとわかれば毎年逃さないのだけれど、年ごとに場所ごとに少しずつずれるから、最盛期
 
に行き会うかどうか、運みたい。ここだけなら頻繁に出かけて時季を逃さないようにもできます。でも西は大雪一
 
帯、東は釧路や霧多布の湿原、野付半島から紋別にかけて海岸に点在する原生花園、それに摩周と阿寒湖周
 
辺、6月までに欠かさず訪れたい場所がたくさんありますから。あんまり出歩いてばかりいると、読んだり草むし
 
りしたりもおろそかになるし。短い春とつかの間の紅葉期は気ぜわしい季節です。