身近な花たち
ウチの庭や近所の空き地などで見かけた花たちです。8月から9月にかけてずっと、家の周りで咲いている
のはコスモス。今年は庭のスペースを節約して、何本か脇の通路に移し植えただけで、後は抜いたつもりでし
た。それでも草むしりがいいかげんなので、カエデの下や空き地との境目などに何本か散らばっています。この
花を見ると遠軽の広大なコスモス園を思い出します。今年はやめておこうか、それともまた行こうかと、迷ってい
るところです。
ウチのヒマワリはもう終わりました。種を取って冬になったら野鳥の餌にするつもりです。ただ、公園に隣接す
る家などで、鳥が集まるのを嫌う人もいますから、あまり露骨な餌付けはつつしむほうがいいかな、とも。近隣の
町や市に広いヒマワリ園があるのですが、車で遠出をする際に黄色い広がりを何度か見たので、今年はもういい
かと思って出かけていません。
ほとんど食べないニラを一株残してあるのは、この白い花を見たいから。雨漏り防止の工事をしている職人さ
んが、ニラの花は初めてだけれど、カスミソウに似てきれいだ、と言っていました。隣の空き地にたくさん咲いて
いる小さな白い花は、ゲンノショウコでしょうか。そうだとすれば子どものころ祖母が集めて乾燥させ、薬湯に使っ
ていたものです。庭にもスギナと競ってどんどん生え、抜くのに苦労しているので、好意はもっていません。でも
だか栄養だかで、ひところはブームになったような記憶が。魚無川の畔で年々増えてきているみたい。