湖だらけの風景 ゆとりあるくらし
塘路湖周辺にある国道391号線沿いのいろんな湖。南から北に進んでいます。初めの二枚は達古武
沼、次はサルボ展望台から撮った塘路湖、三枚目は同じ展望台の国道西側の風景で、手前の木陰から一部
見えている湖がポントー、大きいのがエオルト、その先に少し見えているのがマクントーです。最後の二
枚はこの日泊まった「茅沼憩いの家」で撮った茅沼(ウラルシロ湖)。
去年7月に書いた『フィンランド・・・・・』にコメントを寄せてくれたスヤスヤネズミさんは、子どもを
もつことに消極的な男たちにいらだっているのかな。人生相談のページじゃないから突っ込む気はないで
すけど。確かに生まれた子どもへの手当てだけの問題じゃないですよね。くらし全体にもっとゆとりがな
くては。フィンランドのように年間労働日が200日ちょっとというところまでは行かなくても、せめて
日本の法定標準休暇日数の130日台は誰でも大威張りで休めて、それでまあまあの収入になる社会じゃ
ないと、女と男の関係を豊かにするのもむずかしいですね。
製造用などの機械をもっと自動化して、モノの生産から情報・サービス産業へのシフトを進めれば、労
働生産性が高くなります。日本は、ほどほどの自動機械で労働者を安く使い、専門職の人に長時間労働さ
せて、製品輸出で稼ごうとするから、働く人のくらしにゆとりがなくなります。ゆとりがないから情報・
サービス産業の拡大が遅く、税収の伸びも小さくなります。先進国のなかでは日本は労働生産性が低い国
ですよね。
国家財政を改善するには、生活必需品を除く選択消費に対する消費税を上げるほかに、豊かな人にもう
少し多く負担してもらうため、相続税と所得税の累進率を上げればいいと思います。労働者を安くこき使
って金持ちがもっと金持ちになる国と、国民大多数のくらしのゆとりが国内情報・サービス需要を拡大さ
せる国の、どちらを目指すのかという、ビジョンの問題ではないでしょうか。フィンランドは後の路線を
選択して、経済競争力を世界一にしました。
沼、次はサルボ展望台から撮った塘路湖、三枚目は同じ展望台の国道西側の風景で、手前の木陰から一部
見えている湖がポントー、大きいのがエオルト、その先に少し見えているのがマクントーです。最後の二
枚はこの日泊まった「茅沼憩いの家」で撮った茅沼(ウラルシロ湖)。
去年7月に書いた『フィンランド・・・・・』にコメントを寄せてくれたスヤスヤネズミさんは、子どもを
もつことに消極的な男たちにいらだっているのかな。人生相談のページじゃないから突っ込む気はないで
すけど。確かに生まれた子どもへの手当てだけの問題じゃないですよね。くらし全体にもっとゆとりがな
くては。フィンランドのように年間労働日が200日ちょっとというところまでは行かなくても、せめて
日本の法定標準休暇日数の130日台は誰でも大威張りで休めて、それでまあまあの収入になる社会じゃ
ないと、女と男の関係を豊かにするのもむずかしいですね。
製造用などの機械をもっと自動化して、モノの生産から情報・サービス産業へのシフトを進めれば、労
働生産性が高くなります。日本は、ほどほどの自動機械で労働者を安く使い、専門職の人に長時間労働さ
せて、製品輸出で稼ごうとするから、働く人のくらしにゆとりがなくなります。ゆとりがないから情報・
サービス産業の拡大が遅く、税収の伸びも小さくなります。先進国のなかでは日本は労働生産性が低い国
ですよね。
国家財政を改善するには、生活必需品を除く選択消費に対する消費税を上げるほかに、豊かな人にもう
少し多く負担してもらうため、相続税と所得税の累進率を上げればいいと思います。労働者を安くこき使
って金持ちがもっと金持ちになる国と、国民大多数のくらしのゆとりが国内情報・サービス需要を拡大さ
せる国の、どちらを目指すのかという、ビジョンの問題ではないでしょうか。フィンランドは後の路線を
選択して、経済競争力を世界一にしました。