摩周湖の霧

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 いつもは制限速度+10キロをキープして走るように心がけています。でもこの日は霧の美幌峠でも摩周湖
 
登る急カーブでも、思い切り飛ばしました。陽が高くなると摩周湖の霧が晴れてしまうからです。滞在中の一行に
 
外輪山の外にできる雲海と湖面を覆う乳白色の流れを見せたいと思っていました。ほんとうは陽の出前後が一
 
番いいとわかっていましたが、都会ぐらしの人たちに2時起きさせるわけにはいきません。5時をだいぶ過ぎてか
 
ら、子どもたちにねぼすけのお父さんを起こさせ、何とか8時前に摩周湖第一展望台に到着できました。
 
 最近テレビで滝霧という言葉を知りました。太平洋上にできた海霧が湿地や川筋をたどって摩周湖に達し、外
 
輪山を這い登って、滝のように湖面へ流れ込む現象のことです。年に数回しか見られないとのこと。よほど執念
 
を燃やし、空振りを重ねないことには滝霧は撮れないでしょうね。それは無理としても、雲海と湖面の霧なら早朝
 
を狙えば何とかなると見当をつけていました。以前一度撮っていますから。
 
 この日も何とか間に合いました。でも、外輪山の山道を散歩しているうちにどんどん薄れ、その代わり摩周岳
 
のうしろで積乱雲がもくもく成長しています。夕方家に帰りついてすぐです、雲が美幌に達し激しい雷雨に襲われ
 
たのは。