濤沸湖の雪のない冬景色

 サイタマンさん、白鳥の密集した群れに羽ばたきが広がるとき、いっせいに首を伸ばして鳴き交わしま


す。一羽だけで水から岸に飛び上がったり、水面をつつーと走り飛ぶばあいは、羽ばたくだけで鳴きませ

ん。つがいの求愛ダンスには鳴き交わしが伴います。羽ばたきは移動のためだけでなく、コミュニケーシ

ョンの手段にもなるみたいです。

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 雪が降る2日前の濤沸湖です。東端の平和橋に立つと西端の白鳥公園は見えません。枯れ葦に囲ま


れた渺(びょう)渺たる水面には、カモ、白鳥、カモメなどの水鳥がまばらに散っています。望遠レンズで辛

うじて姿かたちがわかる距離です。

 白鳥公園はいつ行ってもたいてい先客がいて、小清水原生花園付近の湖岸(最後の写真)でも時々観

光客を見かけます。しかし平和橋の駐車帯にはめったに停まっている車がありません。ときおり高速で

通過するだけです。わたしはよくここで広がる湖面を眺めてしばらく時を過ごします。
 
 
 昨日は町内シルバー会の忘年会。集会所が全面禁煙になって、冬は外が寒いのでわたしはタバコを

吸うために車で出かけます。ご馳走はあっても、飲み会でウーロン茶をすすっているのは味気ないもの

です。例会への出席が億劫になってきました。禁煙ファシストのみなさんは、独居老人の乏しい社交機

会を奪うことなど、まったく気にしないでしょうね。悪習から抜け出す努力をしないほうが悪いのだ、と。い

いですよ、いいですよ、どうせわたしは欝(うつ)になり肺がんになって、これ以上みなさんに迷惑をかける

前におさらばしますから。