小清水海岸に砕ける波頭

 ゆめらじさん、トイレの入り口がタバコの煙でふさがれては困りますね。吸う人も嫌煙派と共存する努力をしな
 
くては。だけど、むちゃくちゃな値上げなど明らかにいじめですよ。それも貧乏人ほどダメージが大きい悪質な嫌
 
がらせ。多数派がやると、正義みたいに通用する社会的制裁になっちゃうから怖い。麻薬常用者をいじめの対象
 
にしない配慮をしているオランダでも、タバコでは先進世界の世論に逆らえないみたいだし。
 
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 海岸に住んでいる人には見慣れた風景だと思うけれど、わたしは40分以上車を走らせなければならないの
 
で、海岸に立つのは平均して月一回ほどでしょうか。特に道路が凍結する冬は、流氷が来たときでもないと出か
 
けません。氷のない冬の海はずいぶん久しぶりのような気がします。
 
 柏崎の海岸で、10メートル20メートルほどもありそうな崖になっては崩れ落ちる、冬の日本海の荒波を見た記
 
憶があります。それに比べるとこの日の小清水海岸はつつましいものです。だいたい冬のオホーツク海は、流氷
 
が来ていなくても、シャーベット状の氷が海面にふたをしています。そのせいか、あまり大きな波は見たことがな
 
いような気がします。
 
 昼は氷点下にもならない日々が続いていたので、まだ氷のかけらもありません。沖は濃い青、近くは深緑。穏
 
やかにたゆたっていた海面がしだいに盛り上がって急に崩れ、白い泡が砂浜を走る。単調な繰り返しなのに、ど
 
こがいつ膨らんで砕けるか、ほとんどわかりません。予想を裏切られる不規則性があるから、見ていて飽きない
 
のでしょう。
 
 押し寄せる泡をクローズアップしようとファインダーを覗いていたら、いつの間にか足元にしのび寄っていた海
 
水が、靴とすそをやさしく濡らしていました。