霜の朝
そらさん、道内は札幌など平野部でも数日前から初雪が見られた場所が増えていますが、ここオホーツク地
方ではまだです。とはいえ今朝も冷え込み、ウチのあたりでも零下4度近かったみたい。
先週金曜日の写真です。内窓を開けると今朝と同じように霜が下りて、外側のガラスには枝状模様の凍結がで
きていました。空き地の草に着いた細かい氷が、早朝のまだ弱い光のなかで白く輝きます。枯れた花や緑を残
す葉が固くなって造花みたい。初夏の産直店で、もともと4枚目、5枚目の葉のようになっている生食野菜を見た
ことがあります。どんな名前だったか思い出せませんけど。一本だけ綿毛が残っているのはタンポポの仲間でし
ょうか。そんなことを思いながら写真を撮っている間にも、日の当たったところから融けはじめ、色彩が回復して
いきます。
霜に当たってしおれきっていた庭の山東菜も、昼ごろには元気を取り戻しました。それでも雪に埋もれる前に、
太ってきた長ネギともども収穫しなくては。キャベツなら雪の下から掘り起こして食べることもできるのかもしれま
せんが、菜っ葉やネギはそうもいかないし。冬は野菜の自給ができないのが残念。店に越冬野菜が山積みさ
れ、箱買いする人の姿が見られる季節です。塩、粕、味噌など、さまざまな漬物に加工されるのでしょう。わたし
も去年ご近所から大量の粕漬けをもらって、屋外の天然冷凍庫に保存し、春まで食べ続けました。味噌漬けも
作っているし、漬物には不自由しませんが、生野菜は買うしかないのが悔しいなー。