ピークを過ぎた北の花園

 まりさん、夏嵐ですか。日本の梅雨明けに多い豪雨みたいなものでしょうか。
 
 多くの人に読んでもらう工夫もせず、自分の興味にこだわって書くだけなので、読んでもらうと天から恵みを受
 
けたように感じます。
 
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 先日紋別郊外のオムサロ原生花園に行ってきました。海岸草原の花の盛りは6月半ばから7月初めの一ヶ月
 
弱。その後の主役は黄色いコウゾリナです。花が終わって、うす紅色の実ができはじめているのは、キイチゴ
 
仲間みたい。エゾカワラナデシコは多くの海岸をこれからしばらく彩り続けます。この花が見ごろになると、原生
 
花園の夏の終わりを感じます。草原に林立しているのはオオハナウドでしょうか。エゾボウフウ、カワラボウフウ、
 
アマニュウ、オオカサモチ、エゾニュウ、エゾノシシウドなど、傘のように白い花が広がる草がたくさんあるので、
 
どれがどれかよく見分けられません。
 
 オムサロ原生花園へは美幌から120キロほど北上します。緯度が高いためか、この草原ではワッカ原生花園
 
ほど潅木が目立ちません。ハマナスもありますが、背丈は低く草に埋もれています。草原の湿地帯の一部に、
 
黄色い花を咲かせたブタナが群れていました。蓮の沼で薮に咲いていた白い花は、エゾオオヤマハコベでしょう
 
か。ところどころにエゾスカシユリの橙色が点在していますが、最盛期のはなやぎはありません。