北の浜辺に可憐な花が

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 6月5日の雨が降り出す直前に、紋別オムサロ原生花園で出会った花たちです。はじめの2枚はハナハ

タザオ。旗ざおの名にふさわしい直立した茎。薄暗い空の下でも鮮やかな白い花。砂地の丘でここそこに

咲き集い、荒涼とした北の浜辺に清冽な気配を演出していました。

 次のヒメイズイも派手ではないけれど、可憐な花です。草丈15から30センチ、並行葉脈の葉は5,

6センチ、花は2センチ弱だったでしょうか。ワッカ原生花園、サロマ遺跡の森でも見かけましたが、オ

ムサロが一番多く群生していました。

 最後はたいていの海岸でおなじみのハマエンドウです。クサフジに似た雰囲気があります。旺盛な繁殖

力も共通しているような。もうしばらくするとワッカ原生花園では両方が乱れ咲くことでしょう。ともに

開花時期が長かったと思います。


 きのう層雲峡とオンネトーを訪ねて帰った夕方、夕食の素材に使うニラを摘みに庭に下りたら、作物は

育たないものが多いのに、雑草が元気に伸びていました。このところ雨や土の柔らかいの日が続き、何日

か草むしりを怠っていたせいです。高温を好むキュウリは、4本植えたうち3本までは、絶望的なしおれ

方でした。買い置きしているうちに芽が伸びたジャガイモをそのまま埋めておいたのは、緑の葉を茂らせ

ています。やはり北国にふさわしい野菜ですね。イチゴも元気です。内地とちがって収穫はまだまだです

けれど。