遠くのオジロ

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 オジロが視界の利く突き出た木に止まって川面をじっと監視している姿をよく見かけます。気温が高い

日など水面すれすれに低空飛行していますから、わたしの目には捉えられない魚影を認めているのでしょ

う。この日は対岸の枯れ木のてっぺんに鎮座していました。こちら側の土手から撮ったのですが、いかに

も遠くて。向こう岸へは渡れないまでもせめて川近くからと、土手を下りはじめたとたん、たちまち飛び

立たれてしまいました。結局この程度の写真です。

 最後の一枚で背後に小さくもう一羽写っています。胸に白い帯がありますので、オジロではなくオオワ

シかもしれないとは思いました。でもこのあたりでは今まで見たことはないしと、半信半疑でした。とこ

ろがこの前道路の氷を割っている前の家のご主人と立ち話をしたとき、窓近くの枝にオオワシとオジロが

一羽ずつ止まっていたと、彼が言います。ほとんど監視所みたいに土手に接している家ですから、まずま

ちがいないはずです。最近は見ていないとのことですので、来ていたのはこの写真を撮った月初めだけだ

ったのでしょう。どうやら今年もオオワシを接写するチャンスを逃したようです。


 網走市では無料で市民が持ち帰れる滑り止めの砂を用意してあるそうです。道路だけでなく、民家の玄

関先にも撒かれるとか。今年はその砂がどんどんなくなって、袋につめて準備する作業に苦労しているみ

たい。暖かくて翌朝つるつるの氷の上に新雪がかぶさっているの日が多いので、わたしも玄関前の雪をは

ねるとき、そろそろ足を動かしています。いつもとちがう気候になると、何かと困ることが出てきます。