湖面に広がるサンゴ草

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 野付半島と尾岱沼の話は一時中断して、何回か能取湖のサンゴ草と秋の能取岬のことを書きます。道東のこれからの楽しみは紅葉とサンゴ草です。来週シルバー会(老人会)主催の旭岳2泊3日の観光旅行に参加しますので、紅葉はそのときに見られるでしょう。まだ少し早いのですが、今日はサンゴ草を見に行ってきました。正式名はアッケシ草です。花の形が珊瑚に似ているのでサンゴ草と呼ばれることがあるわけです。ここから一番近いのは能取湖の卯原内の群生地で、30分ほどで行けます。能取港方面やサロマ湖の一部でも見られますが、卯原内が一番有名で、今日も観光バスが次々に着き、乗用車もたくさん停まっていました。湖面を見晴らす宿もあって、そこに泊まって観光する人もいます。大きなカメラや三脚を担いだ人も多かったですよ。
 卯原内の見ごろは来週になるようで、いまは岸に近いところは赤くなっていましたが、湖面の先のほうはまだ色づいていませんでした。例によって予報に反して、わたしがいた時間にはほとんど日が射さなかったので、一面の赤が輝いていた、とは言えません。写真は少し修整して色と明るさを強調しています。来週末の明るい太陽の下ではこんなふうに見えるはずです。それまで待てばいいのですが、祝祭日が重なっていますから、人出を考えると億劫になるので今日にしました。今日ぐらいの混みかたならならそれほど気になりませんから。
 それにしてもちょっと足を伸ばせば能取岬のすばらしい景観があるのに、こちらはあいかわらず閑散としていました。卯原内のサンゴ草群落は単調で、30分も歩き回ればもういいという気分になりますが、
岬にはオホーツク海能取湖、秋の草花、さまざまな鳥たちと、バライティーに富んだ楽しみがあって、なかなか飽きません。ここはやはりわたしの一番のお気に入りです。冬の岬も見たいけど、凍結した道路は怖いから。