キンロウバイとギンロウバイ

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 せせらぎ公園の池に近い入り口の周りに植えられています。取り立てて派手な感じでもないけれど、よく見ると
 
整った形の花です。もともとは山の岩場などに生える背の低い潅木のようですが、造園などでよく使われるそう
 
ですから、平地でも育てやすいのでしょう。
 
 
 同年代以上の人はたいてい同じだと言いますが、いつのころからか新しいものごと、特に固有名詞を覚えにく
 
かったり、覚えていたはずの名詞がなかなか思い浮かばなかったりする症状を、自覚するようになりました。日
 
常生活に差しさわりがあるわけではないから、多分検査しても痴呆症とは判定されない、ごく軽度の記憶障害で
 
しょうね。
 
 痴呆症の半分以上はアルツハイマーが原因とか。この病気は脳神経細胞内に繊維状のタウたんぱく質が蓄
 
積されて発症するのだそうです。細胞外に蓄積されるβアミロイド(老人斑)が原因と考えられ、それを予防する
 
研究が進められています。βアミロイドが蓄積されていてもアルツハイマーが発症しないことはあるが、アルツハ
 
イマーの人でβアミロイド沈着の見られないケースはないとか。βアミロイド蓄積とタウたんぱく発達には10年
 
ほどの時間差があるということのようです。
 
 わたしの脳にβアミロイドがいま臨界まで蓄積されたのだとすれば、あと10年後にアルツハイマーを発症する
 
ことになります。まだ臨界まで来ていないという希望的推測をすれば、10年プラスαの余裕ということです。もっ
 
ともその前に体の寿命が尽きる可能性が大きいような。ただβアミロイドが、最初に書いた軽度記憶障害の原因
 
という研究もあるので、少し気になります。(以上は『科学』2010年1月号にあった井原康夫のレポートに依拠し
 
ています。)