屈斜路湖を覆う雲

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 美幌峠から川湯までの南側を屈斜路湖の表とすれば、ハイランド小清水と藻琴山展望台から屈斜路湖林道に
 
至る北側は裏になります。昨日起きて窓を開けると東の空に明るい日が昇ったところでした。釧路湿原に行って
 
以後2週間ほど大きな景色を見ていなかったので、急に思い立ち、ブログも朝食もほおつておいて、そのままと
 
びだしました。目指したのは裏側から屈斜路湖がよく見える道道102号線。この道は網走と川湯を結んでいま
 
す。東藻琴から小清水町をかすめて川湯に至る手前が、藻琴山の中腹を走る山岳道路です。
 
 5時ちょっとすぎに家を出て、青い空の下で山すその緑が美しい道を飛ばし、6時前後に最高地点のハイランド
 
小清水に到着。藻琴山八合目にある広い駐車公園です。水道とトイレの他に売店もあります。キャンピングカー
 
が二台、中で寝泊りしながら旅しているらしいバンが一台。内地ナンバーをつけた合計三台からから起き出した
 
旅人たちが、洗顔を始めているところでした。近くにキャンプ場もありますが、全舗装されて虫が少ないここのほ
 
うが、オートキャンプには快適かもしれません。
 
 ここから見る屈斜路湖はすっぽり雲に覆われていました。湖中島の上部、雌阿寒岳、摩周岳、斜里岳、硫黄山
 
が、シルエットになって雲の波から突き出ています。朝陽の方向にあるはずの知床の山々はかすんでいます。
 
背後の藻琴山の山肌は、樺の白い幹とハイマツの赤っぽい実がアクセントになって、笹とハイマツと樺の緑があ
 
ざやかです。
 
 雨漏り対策の工事が始まっているので、釧路の職人さんが来る前にと急ぎ、8時半に帰りつきました。三日連
 
続で、昼の気温が32度、32.8度、33.2度に達する猛暑です。もう秋と思っていたのに、オホーツク地方らしく
 
ない夏が来ています。この期間は平年なら最高気温22度ですよ。窓を開け放した屋内でおとなしくしているわた
 
しはともかく、照りつける屋根で作業している職人さんはたまらないでしょうね。せめてもと思い、お昼はカレーを
 
作り、クーラーをつけて冷やした部屋で食べてもらいました。