水辺にて
た日はありませんでした。日中の熱気が残る日でも、夜中になると寒くなり、起きて閉めました。去年は
もっと暑かったのに。庭のトマトも、ミニはともかく、桃太郎はまだ色づきません。全体に作物の稔がよ
くない。もっとも、農家で作物が不作だという話は聞きませんから、ウチの庭だけのことかも。なにしろ
三方を建物で囲まれていますので、曇天が続く陽気に弱いのでしょう。
1枚目は15日にオンネトーの湖水に浮かんでいたカモです。渡って来るには早すぎますから、棲み付
いているのでしょうか。湖畔のキャンプ場にはもうトリカブトが咲いていました。道東、オホーツク地方
ではいろんなところで見ますが、阿寒周辺では特に多いような気がします。図鑑で見るとトリカブトやブ
シの仲間にもいろんな種類がありますから、今後は葉の形に注意しましょう。この写真のものはエゾトリ
カブトだと思いますけど。次のハンゴンソウとエゾミソハギは阿寒湖畔です。アラゲハンゴンソウやオオ
ハンゴンソウは北米からの帰化植物だそうですが、ハンゴンソウはちがうようです。エゾミソハギは漢字
だと蝦夷禊萩。蝦夷が付くのは禊萩(ミソハギ)と区別するためで、北海道だけでなく本州から九州まで分
布していると書かれています。ただし、ミソハギの方は北海道にないようです。この花に含ませ水をお盆
の供物に振り掛ける習慣があって、禊(みそぎ)の字があてられたとか。カタカナから味噌かと思っていま
したが、そうじゃなかったんですね。
右腕の痛みから逃れるため、車で買い物に行ったり食事を作ったりするほかは、ほとんどの時間を二つ
重ねの枕で横になっています。おかげで積み上げたままになっていた雑誌がどんどん片付きます。オリン
ピックや録り溜めていた“Sex and the City”を見たりしながら、ぐだぐだするのもいいですね。