にぎやかな川原

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 美幌川沿いの景色ではないのですよ。本別温泉の裏手を流れる一級河川、美里別川の土手と川原です。

取り立てて珍しい花があるわけではないのですが、これだけ密集しているとなかなかにぎやかです。春か

ら初夏にはあちこちの海岸や山にお花畑ができています。しかし8月半ばにまとまった自然の花園に出会

うのは、それほど多いことではありません。

 一枚目で土手を埋めているのは紫ツメクサと白いマツヨイセンノウです。二枚目はそのマツヨイセンノ

ウが花の終わった後に付けていた実です。三枚目の黄色はアラゲハンゴンソウで白はヒメジョン。荒毛反

魂草は別名キヌガサギク。ハンゴンソウという花があります。葉の形が死者を呼び戻そうとする手の形を

連想させることから名づけられたとか。その仲間で荒い毛があることから荒毛反魂草と呼ばれるようで

す。四枚目の主役は月見草。最後の一枚で猛々しいほどの黄色はおなじみのセイタカアワダチソウで、紫

ヤマハギだと思います。

 にぎやかなのは花だけでなく、耳にたくさんの小鳥がさえずりが聞こえています。白セキレイと思わ

れる小鳥がしきりに水面低く飛び交います。撮ろうとしたのですが、望遠を宿に置いてきたので近づいた

ら、嫌われてそれきり姿が見えなくなりました。