始までの2週間、しばしの安らぎです。退院際に主治医に酒は飲んでいいのかと聞いたら、「薬物投与が
続く半年は悪酔するので飲めなくなるから、いまが最後のチャンスです、」とのこと。もつとも昨日は、
2日続きの下腹痛が治まっていなかったため、飲む元気もパソコンに向かう元気もありませんでした。そ
れでも、「もう一日いて明日にしたら」という看護師さんの勧めを振り切って帰ってよかった。ベッドにい
るだけなのに、やっぱり家は落ち着きます。それに自宅で見るハイビジョン画面のきれいなこと。
痛みにもいろいろ種類があることがわかりました。注射や傷の痛みは陽性。一過性ですからいやな記憶
は残りません。筋肉注射は痛いと言うけど、背中や下腹の陰性の痛みに比べればどうということはありま
せん。便通異常、渋り腹というのでしょうか、この痛みはもう勘弁して、というくらい。1時間もトイレ
にこもって脂汗を流しながら、女の人が陣痛をこらえるときにこんな思いをするのかな、なんて考えまし
た。腸管を縫い合わせたところが狭くなっているのか、腹膜を切ったせいなのか、どちらでしょうね。
一昨日少し雪が降り、ようやく道東の冬らしくなりました。昨日家に帰ったら玄関前がきれいに雪かき
されています。ご近所の方がやってくれたのです。ほんとにありがたいことです。今朝は窓から美幌川沿
いの木の枝についた霧氷が見えました。カメラをもって出かけたかったけど、下腹が落ち着かなくてやめ
ました。というわけで、今日の写真は入院前の19日朝撮った雪原の小鳥たちです。