夜明けの郊外

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 びっくりしたなー、もう。こんなこともあるんですね。昨日昼ごろ病院から突然電話がありました。退

院取り消しかと、一瞬いやな気がしました。でも、電話口で主治医が言ったのはこんなことです。「22

日に予定していた入院はなくなりました。生検の結果が出たので診断を訂正します。ステージ3ではなく

2になりました。点滴は必要なくなったので、22日に外来に来てください。飲み薬を出します」、と。

 わたしも切除部分の写真は見ています。友人は実物を見ました。腫瘍は腸管を貫通し腹膜に及んでいま

した。腹膜の大腸部分(結腸間膜)には神経、血管、リンパ管が通っています。医者が3Aと判断したのは

当然だと思います。それが、ステージ2、リンパ節への転移がないというのですから、日ごろから心がけ

の悪いわたしも、悪運だけは強いようで。

 皆さんにご心配をおかけしましたが、次に事が起きるまでとりあえず事実上無罪放免です。一生懸命支

えていた倒れかかる壁が突然消えたような、変な気分。さっそく祝杯を挙げたいところですが、下腹の痛

みが強く、昨夜も明け方まで眠れませんでしたので、楽しみは体調が整ってからです。抗がん剤による半

年の禁酒がないとなれば、飲み急ぐこともありません。


 ゆめラジさん、そらさん、ゆみこさん、コメントありがとう。


 写真は12月19日に撮った町外れの夜明けです。