小さなスミレも集めてみれば

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 庭を草ぼうぼうにしておくわけにもいかないから、草取りをしなければと思ったが、花と雑草を一株一株見分けながら抜いていくのもたいへんだ。そこでまずスミレを一箇所に集めることにした。ばらばらなときには可憐という感じだったが、集めてみたらけっこう華やかになった(写真)。つぎに芝桜と、コスモスみたいな葉っぱでいかにも「わたしは花です」って自己主張しているやつに、適当な場所にお移り願った。その後は、本当はきれいな花をつけるのもいると思いながら迷いを捨て、小さな鍬のような形をしていて立ったまま使う鎌で、一気に地面を掻きなでた。でも、隅っこに一本だけ残っていたのか゛、よく見たら、真ん中に鮮やかな赤い花をつけている。なりは小さいけど立派な花だ。この仲間はたくさんあったような気もするが後の祭り。
 こうして、野菜の畝、スミレや芍薬やユリの集まった一画、カエデの下に草花の種をばら撒いたところを除いて、だいたいきれいになった。残っている主な作業は、カエデの枝おろしと家の前のナナカマドの枯れた枝の処分だ。裏の奥さんが、今年植えた果物の苗がカエデの陰になっているのを見て、「この木の枝を切ってやらなきゃダメだよ、木はすーうぐ大きくなっからやっかいで、うっかり植えらんねんだ、」と言ったから、「この大枝を切りますよ」と答えたものの、木の下にはしごを置いたら芽の出た草花がつぶれるし、どうしたものかと思案中。前のナナカマドはたぶんダニで枯れたんだろう。昨日の『経済の伝書鳩』にそんな記事があった。ウチのがそうだけど、葉がめくれるみたいになると書かれていた。消毒薬は使わずに手作業で、と言うのだけれど、あんな高い枝のダニをどうやって潰すの?ま、とりあえず枯れ枝だけは切らなきゃ。そのうちにね。
 あしたは釧路川をカヌーで下る予定。「一人でもいいか」って電話したら、民宿の人が「乗り合いになるけど」って言ってた。というわけで、明日は釧路湿原で遊んで夜は温泉民宿に泊まるので、ブログはお休みです。土曜日にその報告ができるでしをょう。
 今日のはじめの写真は北見フラワー・パラダイスの最後の一枚、ナツユキソウです。葉っぱ自体が降り積もった新雪みたいできれいなんだけど、その一本一本が全部白い小さな花を開くのだそうです。写真にもいくつか花は入っていると思うけど、見分けられるかどうか。