流氷の表情

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 流氷は沖にあると白い帯びで、接岸したところを崖の上から遠望すれば茫漠と広がる氷原です。しかし乗れる

ほど近づけば、ごつごつした破片と半ば透明で滑らかな氷が組み合わされた複雑な表情が見えてきます。20年

ほど前だったか、関東からの観光客として来たときは、半透明な部分が少なく、厚く大きな氷板が密集していたよ

うな気がします。でもやはり一枚氷ではなく、巨大な破片状にひび割れ乗り上げ重なり合っていたような。海流や

嵐にもまれる長い旅をしてくるのですから、割れるのも重なり合うのも当然ですね。そして下からまた新しい氷が

付け加わって、全体を大きな氷原につなぎ合わせるのでしょう。半透明なのは若い氷じゃないかな。