釧路湿原夏の花

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 8月10日に釧路湿原温根内の木道で撮った花々です。最初の二枚はタチギボウシギボウシの仲間は本州

で山歩きしているとき、林のなかでときどき見かけました。春の若い葉は茹でておひたしにするとなかなか美味で

す。昨日郵便を出しに行く道すがら眺めると、庭でギボウシが咲いているお宅が何軒かありました。湿原のもの

より葉が大きく、一本の茎にもっとたくさんの花が付いています。

 次の一枚は誰かがハナタネツケバナと言ったのでなんとなくそんな気がしていましたが、考えてみれば8月に

この花が咲いているはずはありません。苗代に撒く籾を水に漬ける時季に咲くからタネツケなのです。それにハ

タネツケバナは茎の先にもっと多くの花が集まっています。それで、「釧路湿原へようこそ」のページで確認し
ました。どうやらホソバアカバナのようです。分類的にはともかく、楚々とした可憐な感じはハナタネツケバナとも
共通です。

 4~6枚目は夏の湿原を代表するサワギキョウ。なんだか記憶にあるのより地味な写真になりました。曇天だ

ったからか最盛期ではなかったのか。それともぽつぽつ来た雨に気が焦っていたからかな。ウツボグサのほうは
 
割合ちゃんと撮れています。歩きはじめて何本か見たときは別な花だと思いました。霧多布岬の草原ではもっと
 
大きく花の色も濃かった記憶があったからです。でも最後の一枚のような花に出会えばもう疑いようがありませ
 
ん。環境の厳しい釧路湿原では、どこにでもあるいかつい花が、こんなに優雅な色形になるのですね。
 
 
 いま見たら昨日アップしたはずの写真と記事が見当たりません。ここ1,2年ネット接続の不具合が多く、メーカ
 
ー、プロバイダー、NTTのどこに相談しても解決しません。民主党の投手交代劇について書いたのですが、また
 
そのうちにアップします。ホットな話題ではなくなりますけれど。