エンレイソウとエンゴサク
ただエンレイソウと言えば花が紫ですよね。フラパラの野草園には植えてありましたが、野山では見たことがあ
りません。上の写真は1週間前のせせらぎ公園です。子房も花弁も白いからオオバナノエンレイソウかミヤマエ
ンレイソウ。花弁が上を向いて先が丸いのがオオバナノエンレイソウで、斜めや横を向いて先が尖っているのが
ミヤマエンレイソウだと図鑑に書いてあるけれど、この写真では向きと花弁の形が一致しません。がく片が花弁
より短いからやっはりオオバナの方でしょうか。13日にアップした屈斜路湖畔の森で咲いていたのは明らかにミ
ヤマエンレイソウだと思います。まだ蕾だったけれど、はっきり斜め下向きでしたから。どちらにせよこの白い花
が咲きはじめると、そろそろエゾエンゴサクの季節は終わりです。今年はエンゴサクが遅かったため、いくらか共
存する時期が長いようです。エンゴサクが一番密生し叢が広がるのは終わり近い頃です。