波と競う海氷

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 昨晩の海氷チャートでは、サハリン東岸、稚内から知床半島までの北海道北東海岸線、国後島北岸が、一続
 
きの海氷で埋め尽くされていました。網走の着岸初日は去年より10日早い発表です。今年は流氷の当たり年み
 
たい。もしかしたら海明け宣言は3月中旬?流氷を見たいと思っている本州の皆さん、今年がチャンスかもしれ
 
ませんよ。とはいえ3月に来てダメだったとわたしに文句を言わないでくださいね。ちょっと風が変わったりしたら
 
一夜で去ってしまうこともありますから。自然は気まぐれなんです。
 
 上の写真は着岸する前、今月22日の能取岬です。まだ一面の氷原にはなっていなくて、凍りはじめた重そう
 
な海面がゆっくり盛り上がったり平らになったりしています。海氷が波の抵抗を封じ込めて広がろうとしているみ
 
たいです。前面の視界がすべて氷原になると、遠景は単調になり、一枚撮った後でファインダーで探すのは近く
 
にできた氷版の凹凸やワシなど海鳥の姿ということになります。海氷の発達途中や去り際の方が、写真の素材
 
を見つけやすいかなー。でもまめに通わないとチャンスを捕まえられませんね。