群れ飛ぶ
はもう始まっていて、少しずつ拡大しています。建物の中に何段にも分かれた栽培棚をしつらえ、培養液を循環
させて、養分、光、温度、湿度などをコンピュータ管理するシステムです。まだ屋外栽培よりコストは高いけれど、
品質と安定を高く評価するユーザーや店に出荷されているようです。
1ヶ月ほど前の濤沸湖です。北側の岸は雪で白くなっていましたが、湖面が全部開いているので、写真の印象
は実際より暖かそうです。河口に流出する場所で流れがありますから、全面凍結はしないはずです。それでも今
の時期はかなり氷ができていて、その上に雪が積もり、気温にふさわしい景色になっていると思います。
トリ・インフルの強毒性ウイルスが各地で見つかっていると報じられています。道内でも稚内から始まって道
東太平洋側にも拡散しました。ブタを経て変異するまではヒトに感染しないようですが、養鶏農家は心配でしょう
ね。実際宮崎で大量殺処分が行われたとか。
野鳥はある程度抵抗力があるので、群れごと死んでいたというニュースは聞こえてきません。飼育されている
鶏は免疫を失っていて、すぐに発症するのでしょう。宿主の野鳥が生残って繁殖地でウィールスが広がります。
検疫で野鳥の渡りを止めるわけにもいかないので、家禽を閉じ込めて周りを消毒する程度しかできません。ヒト
の疫病もそうですが、これも文明が招いた災いの一つですね。