流氷着岸

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 雪がちらちら舞って暗かった空が昼食を摂っている間に少し明るくなったので、北浜海岸へ出かけました。網
 
走港は青黒い海にポツリポツリ氷塊が浮いています。一昨日夕方5時のチャートより流氷が後退したのでしょう。
 
春先までどっしりと居座る状況ではなく、日によって時刻によって近づいたり離れたり。ですから網走気象台はま
 
だ着岸初日を発表していません。去年はシーズンを通してずっと、海面が空いたり閉じたりしていたような気がし
 
ます。
 
 それでも、鱒浦を過ぎて東藻琴にかかるころから海は真っ白で海面は見えなくなりました。そして北浜海岸は
 
上の写真のとおり。低くて網走港方面の海水は見えないので、視界前面はすべて氷原です。空は雲で暗く視認
 
できませんが、知床半島まで続いているにちがいありません。
 
 岸に乗り上げた氷片にうっかり足を乗せたら、つるりと滑りました。コンクリートのように固く凍って露出した砂地
 
は黒く見えます。近くに寄ると砂浜と海の境はあいまいです。被写体としては変化に乏しい風景です。オオワシ
 
しい鳥たちが集まっている黒い点はありますが遠すぎて。せめて厚い氷板が押しあいへし合いして、乗り上げた
 
り小山を作っていたりすると、少しは絵になるのですが。またそれほど圧力が強くなっていないみたい。近年はな
 
かなかそういう風景が見られなくなったとも聞きます。
 
 夕方チャートを確かめたら、再び網走港もほぼ氷で埋まっていました。着岸初日の発表が平年の2月1日より
 
早くなるかもしれません。