鈍(にび)色の湖
遊人さん、コメントありがとうございます。お宅を新築するところみたいですね。30年以上昔のことを思い出しま
した。自分の家を構想し、それが形になっていくのを見るのは、中古住宅やマンションを買うのとは一味ちがう喜
びでした。
屈斜路湖にはたびたび行っているけれど、この湖で雪のない冬景色はあまり記憶にありません。枯れ木の間
から見え隠れする鈍(にび)色の湖面は、とりわけ寒々とした感じです。間もなく12月ですよ。今年このあたりは
ずいぶん雪が遅れています。すでに何回も予報欄には雪だるまマークが現れていましたが、今日も外れみた
い。
る同種の事件では、日本の政治家もメディアもどこか対岸の火事みたいなところがあったけれど、さすがに今回
は色めきだっているみたい。一衣帯水のお隣に起きたことで、火の粉が飛んでくるかもしれないという気にもなり
ますから。
思い出させます。周辺国に武威を見せつけて、「金王朝」確立の気勢を上げようとしているのでしょうか。かつて
のヤマト朝廷は半島での王国間の抗争に積極的に関与していたようです。今度はどうなのでしょう。紛争の背後
とちがいます。
とにかく非力な庶民は聞こえてくるニュースにやきもきするだけです。最悪の事態になっても、受忍しつつ命を
つなぐ小さな工夫をするしかありません。どう扇動されても、王朝の存亡に熱狂するようなまちがいだけは避けな
くては。