寒風岬の晩秋

hellopapa さん、エイペック警備のおまわりさんが通行人に挨拶ですか。物柔らかになったものですね。役人に

対する人々の目が厳しいからかな。


 そらさん、肉になってきれいに包装されていると「残酷」とは思いませんよね。食う食われるの時代のほうが動

物とヒトの心が近かったかも。

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 昨日の能取岬は晴れていたけれど風が冷たくて。白銀の知床連山を期待して出かけたのですが、かすんで輪

郭さえ見えません。岬牧場に放牧されていた馬も牛もそれぞれの牧舎に帰り、海風が渡るたびに笹群が光るだ

けです。丘のカラマツは遠目では輝いているけれど、近づいたら枯枝が目立ち、地面は黄色い粉をまいたように

枯葉で覆われているはずです。ハマナスも棘だらけの枝が露出し、たまにしわだらけの実が。それでもしぶとく咲

いているのはタンポポの仲間でしょうか。

 夜晩酌しながら北欧トレッキング・デンマーク篇の録画を再生したら、ユトランド半島西海岸で雪かきならぬ砂

かきをするシーンがありました。季節は夏です。北海に向かってむき出しの海岸では、偏西風にエネルギーをも

らった強風が吹き荒れ、教会も灯台も砂で埋め、宅地も墓地も侵食していました。あそこと比べたら、たいていい

つも風が吹いている能取岬も穏やかなものです。海は東ですから偏西風とは逆だし、海岸が固い岩盤になって

いるので砂嵐にもなりません。ユトランド半島西海岸よりずっと動植物にやさしい環境ですね。緯度が能取と同じ

でも、西風に襲われる北海道の日本海側はもっと厳しいでしょう。