お帰りなさい白鳥たち

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 白鳥たちが続々と北から帰ってきています。上空の編隊飛行とけたたましい鳴声に誘われ、濤沸湖へ会いに

行ってきました。湖水が海に流れ出るところにある白鳥公園と呼ばれる場所で、観光客に餌が売られています。

それを目当てにカモメ、ユリカモメ、カモ、カルガモなどの水鳥も大挙して集まっていました。今は白鳥が少ない

のですが、湖面のほとんどが凍結するころになると、おびただしい数になり、他の水鳥を圧倒します。

 まだ羽が白くなりきっていない幼鳥は今年の生まれ ?  ヒトの幼稚園か小学校低学年にあたるのかな。四月に

入園した孫は他の子たちと過ごすのが楽しくてならないみたい。幼鳥たちも並んで泳いでいます。集団生活をす

る動物は、年齢や月齢が近い仲間といっしょにいたいという本能があるのでしょうね。

 コンクリートの岸に上がって、仲間から離れて水に入ろうとしない白鳥が一羽。気がついた観光客のカップルが

話す声が聞こえました。病気じゃないのかと心配しています。言われて見ると、なんだか元気がないようにも思え

てきます。稚内で鳥の死骸からインフル・ウィールスが見つかったと報じられていました。ここでは小さい子がカ

ルガモなどに餌をやるとき接触することもありそうです。なんともなければいいのですが。

 足はちょっと不恰好で、水に浮いている姿のほうが優雅です。そして一番見応えあるのが羽ばたく姿。その瞬

間をたくさん撮りたいのですが、なかなか注文どおりにいきません。ほんの数秒で羽を収めてしまうので、気がつ

いてから構えたのでは間に合いません。どの鳥が飛び上がろうとするか予測できず、適当に一羽に焦点を合わ

せて待っても、時間が空しく過ぎるだけです。この日はけっきょく一枚だけ。