西日の公園

 サイタマンさん、情報を扱う新しい機器とシステムが普及しはじめて15年、わたしのような素人でも容易にデー
 
タにアクセスできるようになりました。それでもまだ手に入る数字は5年とか10年とか前のもので、リアルタイムと
 
は言えないのが、もどかしい感じです。
 
 「昇龍」の中国など、今現在の数字だとずいぶん変化があるのでしょうね。バイオキャパシティーは自然環境の
 
限界があるので、それほど伸びていないでしょう。その一方でGDPやエコロジカル・フットプリントは大きく増えて
 
いると思われますから、BC-EFの赤字はきっと拡大しています。
 
 そして中国政府首脳の環境意識は、民主化の動きよりはるかに改善されてきているような気配が感じられま
 
す。強圧的な一人っ子政策もそうですが、専制政治は特定のテーマに関しては民主政体より効率がいいことも
 
あります。
 
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 町内にあるなじみの公園脇の道路を3時過ぎに通りかかると、西日を受けて赤や黄色が光っています。色彩に
 
惹かれて中に入ってみました。低く刈り込まれた潅木は熟した実を色濃い葉に隠しています。公園が雪で白く装
 
うころ、裸の枝に赤い実が目立つようになります。傍らにあるオンコの実も今年はウチの庭よりたわわです。
 
 2時を過ぎるともう低い空から射してくる陽光にはまだ慣れません。埼玉にいたころの感覚だと5時近い雰囲気 
 
ですから。でも思い返せば、ヨーロッパでも北米でも美幌より北に位置する経済先進国が多いわけです。それら
 
の国の住民にとっては、本州以南のような高い太陽のほうが珍しいかも。だからカリブ海南欧タヒチなどにあ 
 
こがれるのかな。
 
 高緯度国でかつてのイヌイットアイヌとはちがう「文明」のくらしを維持しようとすれば、南国と比べ環境へ負
 
荷が大きくなります。中南米や東南アジアに生物生産力とエコロジカル・フットプリントの差がプラスの国が多い
 
のも、自然環境のちがいが反映していることもあるのでしょうね。